【今日も終電ですか?】やばい、何も浮かばない。デザインヘルプ!
デザイナーの@Naoyaです。
デザインのアイデアが浮かばない。
ずっとデザインが浮かばなくて手が止まってしまっている。
納期が迫っていてとにかくなんとかしないとやばい。
こういった疑問に答えます。
目次
- デザインが浮かばない時の対処法
ではさっそく見ていきましょう。
デザインが浮かばない時の対処法
- 優先順位を決めたか
- レイアウトを決めたか
- 要素をとりあえず置いてみる
- 参考サイトを見る
- 対応できそうな所から手をつける
- 一旦白黒にする
- 全体を見ないで、一部分だけを見て対応してみる
- ラフを書いてイメージを明確にする
- 一部を完璧に作成する
- 意見を求める
- 構成を全て崩してやり直す
- 取り敢えず寝る
- 精神的に何かで思い悩んでいないか
上記のとおり。
それぞれ順番に解説します。
優先順位を決めたか
情報の優先順位を決めたのか確認を行います。
何故かというと情報の優先順位によりレイアウトが変わってくるからです。
なので繰り返しになりますが、優先順位を決めたかどうかの確認を行います。
レイアウトを決めたか
レイアウトを決めたかの確認を行います。
何故かというとレイアウトが決まっていないと文字や画像などの要素の配置に悩んでしまうからです。
なので繰り返しになりますが、レイアウトを決めたかどうかの確認を行います。
要素をとりあえず置いてみる
優先順位やレイアウトが決まったら要素を全て、PhotoshopやIllustrator等の利用しているツール上に配置します。
何故かというと、大まかなラフイメージよりも明確な要素が置いてある方が完成へのイメージがしやすい為です。
なので繰り返しになりますが、要素をとりあえず置いてみると良いです。
参考サイトを見る
参考サイトを見ます。
何故かというと、自分の世界に入ってしまっていて周りが見えなくなってしまっているからです。
参考のデザインを集めるには「Pinterest」がおすすめです。
「Pinterest」はWeb上の画像をボード別に管理できる画像収集サービスです。
Webデザインの業界ではデザイナーが当たり前の様に使う超有名なサービスなので、
ついでにブックマークしておくのが良いと思います。
なので繰り返しになりますが、参考サイトを見ます。
対応できそうな所から手をつける
対応できそうな所から手をつけます。
何故かというと納期が同じものを複数抱えている場合、一つずつ完成させていかなければならないというルールはないからです。
デザイナー2人を比べてみる
- Aさん Xの案件で手が止まる→悩んだ末4時間かけて完成。Yの案件で手が止まる→悩んだ末4時間かけて完成。
- Bさん Xの案件で手が止まる→Yの案件に取り掛かる→2時間で完成→Xの案件がスムーズに進み2時間で完成。
この場合、Aさんはトータルで8時間かかっているが、Bさんはトータルで4時間で完成している。
この様に、複数案件を抱えていて納期が同じまたはそこまで変わらない場合はBさんの様な進行をするとスムーズに仕事が片付けやすい。
なので、繰り返しになりますが、対応できそうな所から手をつけます。
一旦白黒にする
一旦白黒にします。
何故かというと、色という情報をリセットできるので、デザインの見やすい/見ずらい、目立っている/目立っていないが明るさだけで判断できる為です。
なので、繰り返しになりますが、一旦白黒にします。
全体を見ないで、一部分だけを見て対応してみる
全体を見ないで、一部分だけを見て対応します。
何故かというと、全体の進捗だけを見ていると納期に間に合うか分からないというプレッシャーに押し潰されてしまい手が動かなくなるからです。
ページやエリア毎に時間を区切る
ページやエリア毎に時間を区切るとやるべきことや、時間のイメージが明確になりプレッシャーから解放されます。
デザイナー2人を比べてみる
- Aさん 納期が近づいてやばいと感じる→プレッシャーを感じる→手が止まる→デザインが進まない
- Bさん 納期が近づいてやばいと感じる→ページやエリア毎に時間を区切る→やるべきことが明確になる→デザインが進む
この場合、Aさんは納期がやばいということしか考えられず手が進まないが、Bさんはやることが明確になり手が進む。
なので、繰り返しになりますが、ページやエリア毎に時間を区切ります。
ラフを書いてイメージを明確にする
ラフを書いてイメージを明確にします。
何故かというと、自分の中で作るべきイメージが明確でないと作っている最中にどこを目指しているのか分からなくなってしまうからです。
プロのデザイナーはいきなり手を動かさない
プロのデザイナーはいきなり手を動かすことは絶対にしません。
何故なら、デザインを作成する前には必ずコンセプト確認を行う必要があるからです。
デザイン前のコンセプト確認についての詳しい内容は下記の記事からどうぞ。
なので繰り返しになりますが、ラフを書いてイメージを明確にします。
一部を完璧に作成する
一部を完璧に作成します。
何故かというと、Webデザインはパズルに近い感覚があり一部を完璧に作成すると隣のピースも探しやすくなる為です。
なので繰り返しになりますが、一部を完璧に作成します。
意見を求める
意見を求めます。
何故かというと、視野が狭くなり「この見せ方はない、こうしてはいけない」などと、いらないルールを自分の中に見出してしまっている可能性があるからです。
デザイナー2人を比べてみる
- Aさん 意見を求めない→悩んでいる部分の見せ方が浮かばない→手が進まない
- Bさん 意見を求める→悩んでいた部分の新しい見せ方が浮かぶ→手が進む
この場合、Aさんは謎の自分ルールに縛られ手が進まないが、Bさんは新しい見せ方が浮かび手が進む。
あくまでも人の意見
人の意見はとても役に立ちますが、あくまでも人の意見です。
案件に一番携わっているのは、あなたなので一番クライアントの目的を理解しています。
それを踏まえて一意見として受け入れ、自分で嚙み砕いて対応しましょう。
構成を全て崩してやり直す
構成を全て崩してやり直します。
何故かというと、優先順位やレイアウトが行えていても要素が埋まらない場合がある為です。
やり直すと聞くと少し大変な様に感じますが、行き詰っている最後のピースを無理にはめようとするよりも、効率的です。
取り敢えず寝る
取り合えず寝ます。
一度寝ると頭の中が整理されゼロベースでデザインと向き合える為です。
体験談:半日手が進まなかったものが睡眠後にすぐに対応できた
実際に私も半日程、全くデザインが浮かばずに途方に暮れていたことがあり、
納期が迫っているにも関わらず、残業中にあえて仮眠をしました。
起きたらすらすらとデザインが進みました。
なので繰り返しになりますが、取り合えず寝ます。
精神的に何かで思い悩んでいないか
精神的に何かで思い悩んでいないか確認をします。
何故なら集中してこだわり抜かなければ良いものは作れないからです。
デザイナー3人を比べてみる
- Aさん 友人からのLINEの通知が来ていて気になる
- Bさん 職場環境に不満を抱えている
- Cさん 目の前のデザインのことを考えている
この場合、Cさんのみが目の前の仕事に集中できる。
Aさんの場合は、自分のタイミングでスマホを見ることを心がければ解決します。
Bさんの場合は、上司やマネージャーの方に相談してみるのも手です。
どうしても職場が合わないなら転職すればOKです。
なので、繰り返しになりますが精神的に何かで思い悩んでないか確認をします。
デザインの仕事をしていると、納期や他の案件との平行など考えることが沢山あり仕事が思うように進まないこともありますよね。
そんな時は一度冷静になり、自分の状況を客観的に見てみるのが良いと思います。
このチェック項目は自分が実際にデザインの仕事をしてきて、デザインが行き詰った時に行ってきた対処法です。
デザインが行き詰っていて「何も浮かばない!とにかくやばい!」という方の助けになれば幸いです。