クリエイターの@NaoGです。
フォントの学習をしたいけど、何から手に付けていいのか分からない。
デザイナーとしてフォントの知識を深めたいので「おすすめのフォント本」を知りたいです。
こういった疑問に答えます。
この記事の信頼性(著者は実務経験者)
- 現在はフリーランスのWebデザイナー
- 現在の月単価は60万超え
- 実務でフォントを扱ってきた経験
実際にフォントを使って仕事をしてきたのでそれなりに信頼できるかと思います。
目次
- フォントのおすすめ本まとめ
- フォント選びのコツ
ではさっそく見ていきましょう。
フォントのおすすめ本まとめ

フォントはデザインを行う上でとても重要な要素です。
なぜかというとフォント選び一つでデザインの印象が180°変わるからです。
スティーブ・ジョブズの映画でも、フォントをかるく見た社員がクビにされるというシーンがあるほどです。
タイポグラフィの基本ルール
こちらの本はフォントの基本が全て集約されています。とりあえずこの本を一冊持っていればフォント関連の知識としては安心です。
後々知ったのですが、私が通っていた専門学校ではこの本に書かれていることと全く同じ説明や図解をしていて、「え?」ってなりました。それほど情報に信頼があるってことですね。
フォント字典
こちらはタイトル通り、実例付きでフォントの種類が掲載されているフォント字典です。この実例付きがデザイナーにとってありがたいです。
このフォントを使うとどうなるのかのイメージがしやすく実務のフォント選びでパラパラめくるだけでも参考になります。
フォント選びで悩んでいる方は必見という感じです。
欧文書体
欧文書体(ローマ字)のなりたちや使い方が記載されている書籍です。フォントの基礎や種類などを細かく解説されておりとても勉強になる書籍です。
欧文書体2
こちらは欧文書体の中でもよく使用される定番書体やその使いどころを記載されている書籍です。
有名なロゴの書体が何のフォントを使用していたのか?なども記載されており単純に読んでいて面白いです。
フォント選びのコツ

初心者からのよくある質問で「フォント選びのコツはありますか?」と聞かれることがあります。
私がフォント選びの際に行っていることは下記のとおり。
- 使おうと思っているフォントの印象を考える
- お客さんの目的を確認する
- 目的と合っていたら使う
順番に解説します。
使おうと思っているフォントの印象を考える
私の場合はまず使おうと思っているフォントを見て、受ける印象を考えます。
なぜかというと、デザインが完成してからお客さんに説明できない為です。
フォントから受ける印象を考えてみる

フォント名:MdN COARSESHADOW
私がこのフォントから受けた印象は下記のとおり。
- かわいい
- 手書き感
- 子供っぽい
- ローマ字
因みにこのフォントは下記の書籍に収録されているものです。
お客さんの目的を確認する
次にデザインを発注していただいたお客さんの目的を確認します。
なぜかというと、目的によってフォント選びも変わってくるからです。
子供向けに英会話スクールのかわいいデザインをお願いしたい
例としてお客さんの目的は上記のとおり。
目的と合っていたら使う
初めに受けた印象とお客さんの目的を比較してみると下記の三つが当てはまったので、使ってみるのも良いかなという感じです。
- かわいい
- 子供っぽい
- ローマ字
参考になれば幸いです。


未来を見て、点を結ぶことはできない。過去を振り返って点を結ぶだけだ。だから、いつかどうにかして点は結ばれると信じなければならない。
スティーブ・ジョブズ
この記事で紹介したフォント本まとめ