クリエイターの@NaoGです。
Photoshopのブラシツールってどうやって使うのだろう?
ブラシの素材はどうやって読み込んだら良いのだろう?
オリジナルのブラシは作れるのかな?
こういった疑問に答えます。
この記事の信頼性(著者は実務経験者)
- 仕事でPhotoshopを扱ってきた経験
- Photoshop歴は5年ぐらい
- 現在はフリーランスのWebデザイナー
実際に仕事でPhotoshopを扱っているので、信頼できるかと思います。
目次
- Photoshopのブラシツールとは?
- ブラシの作り方
- ブラシの使い方
- ブラシの書き出し方
- ブラシの読み込み方
- ブラシの管理方法
ではさっそく見ていきましょう。


Photoshopのブラシツールとは?
Photoshopのブラシツールはその名の通り、ブラシの様にフリーハンドで描くことができるツールです。
ブラシは誰かが作ったものを読み込んで利用したり自分で作ったりすることも可能です。
ブラシツールのショートカット
- Mac=B
- Windows=B
ブラシツールのショートカットは上記のとおり。
ブラシの作り方
- ドキュメントを作成する
- ブラシの元を作成する
- ブラシを定義する
上記のとおり。
順番に解説します。
ドキュメントを作成する

「ファイル」→「新規」を選択します。
作りたいブラシのサイズを指定する

Webを選択後、幅と高さを指定します、解像度は72です。
ここでは幅100px、高さ100pxとして作成します。
ブラシの元を作成する

ブラシの元となるデザインを作成します。
例では図形にしていますが、テキストでも画像でもなんでもOKです。
例のブラシの作り方を見ていきましょう。
楕円形ツールを選択する

ツールバーから楕円形選択ツールを選択します。

ツールバーの位置が分からない方は下記の記事をどうぞ。


一度クリックするとモーダルが表示されるので、今回は幅100px、高さ100pxとして「OK」を選択します。

恐らくこんな感じで画面のセンターに揃っていないので、これをセンターに合わせます。
- Windows=Ctrl+A
- Mac=Command+A
OSに合わせて上記のコマンドを押します。

ドキュメントの全てが選択範囲になりました。
この状態でツールバーから移動ツールを選択します。



メニューバー2の「水平方向中央揃え」と「垂直方向中央揃え」をそれぞれ選択します。
メニューバー2の位置が分からない方は下記の記事をどうぞ。


楕円を中央にすることができました。
背景を透明にする
続いて背景を透明にします。
今のままブラシに設定してしまうと背景の白もブラシとして認識されてしまうからです。

背景のレイヤーを非表示にします。
レイヤーが表示されていない方はメニューバーの「ウィンドウ」から「レイヤー」を選択することでレイヤーが表示できます。
メニューバーの位置が分からないという方は下記の記事をどうぞ。


背景を透明にすることができました。
ブラシを定義する

「編集」から「ブラシを定義」を選択します。

好きなブラシ名を入力し「OK」を選択してブラシ作成完了です。
ブラシの使い方
- ドキュメントを作成する
- ブラシを選択する
- ブラシの調整をする
- 描画をする
上記のとおり。
順番に解説します。
では実際に先ほど作成したブラシを使ってみましょう。
ドキュメントを作成する

「ファイル」→「新規」を選択します。

今回はWebを選択後、幅と高さを指定します、解像度は72です。
ここでは幅1280px、高さ720pxとして作成します。

「レイヤー」→「新規塗りつぶしレイヤー」→「べた塗り」を選択します。

「OK」を選択します。

ここでは「#001d25」を選択して「OK」を選択します。
ブラシを選択する
「ウィンドウ」→「ブラシ」を選択します。

ここでは先ほど作成した「円ブラシ」を選択します。
ブラシの調整をする

「ウィンドウ」→「ブラシ設定」を選択します。

「ブラシ先端のシェイプ」を選択します。
今回は直径を100px、間隔を10%とします。
直径の調整

直径はいつでもこんな感じで調整できます。
間隔の調整

間隔もこんな感じで調整できます。
今回作成したブラシも間隔を開くと点々になります。
描画をする

レイヤーから新規レイヤーボタンを選択します。

作成された新規レイヤーを選択します。

ブラシツールを選択します。

ツールバー下の塗りをクリックします。
ツールバーの位置が分からない方は下記の記事をどうぞ。


今回は色を「#00d3FF」とします。
ここで選択した色がブラシで描画する色になります。
これで描画する準備が整いましたので実際に描画していきます。
- クリックして描画
- フリーハンドで描画
- フリーハンドで直線を描画
上記の通り。
それぞれ順番に解説します。
クリックして描画

クリックすることで、先ほどブラシを定義した部分(ブラシの先端)で描画することができます。
フリーハンドで描画

クリックしてそのまま動かすことでフリーハンドで描画することができます。
ブラシの間隔を広げて描画

ブラシの間隔を広げているとこの様に描画されます。
フリーハンドで直線を描画

クリックしてShiftを押しながら動かすとフリーハンドで直線を描画することができます。
ブラシの書き出し方
それでは続いてブラシの書き出し方について解説します。

「ウィンドウ」から「ブラシ」を選択します。

書き出したいブラシを選択後、右上のメニューを選択します。

「選択したブラシを書き出し」を選択します。

ブラシ名を決めて保存を選択し、書き出し完了です。
ブラシの読み込み方
- 読み込むブラシを準備する
- ブラシを読み込む
- 読み込んだブラシを使用する
上記のとおり。
順番に解説します。
読み込むブラシを準備する
今回は下記のフリー素材のブラシを読み込みます。
リンクからブラシをダウンロードします。
https://myphotoshopbrushes.com/brushes/id/3598/
ブラシを読み込む
右上のメニューを選択します。
「ブラシを読み込む」を選択します。
準備した素材を選択し「読み込み」を選択します。
パターンが読み込まれました。
読み込んだブラシを使用する

読み込んだブラシを選択してそれぞれ描画することができます。
ブラシの管理方法
- 自分の好みでブラシセットを作る
上記のとおり。
自分の好みでブラシセットを作る

右下の「新規グループ」アイコンを選択します。

グループ名を入力し「OK」を選択します、ここでは「original」とします。

ブラシはドラッグすることでフォルダ間を自由に移動できます。
自分なりに管理が出来たらまた例の書き出し方法で書き出すことが出来ます。

